中間検査(富士市松岡樋堀)

追記:ご紹介中の物件についてはご成約となりました。多くのお問合せ、誠にありがとうございました。

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今回の物件NOWは
「富士市松岡樋堀」で行われた中間検査の様子をご紹介します。
中間検査は物件が完成してしまうと見えなくなる箇所について、基準通りの施工・管理が行われているかどうかを検査します。
検査に合格しなければ、次の工事工程に進むことは出来なくなります。検査は11月末に行われました。


↑右がA号棟、左がB号棟になります。物件は全居室南向きの間取りです。


検査には弊社から設計施工部の1級建築士:生地が立ち会います。
現場では検査以前に、のぼりや看板の設置、施工用の鍵の管理、トイレや電気配線の手配など、様々な準備が必要です。



↑道路幅員、隣地境界の測定・確認から検査開始。

↓A号棟の玄関側。施工を終えた筋交いとサッシが見えます。

↑筋交い(耐力壁)は家の強度を保つ非常に重要な部位です。既に提出、申請・承認済みである図面と同じ位置に基準の施工法で施工されている必要があります。
サッシは、雨水を防ぐため防水シートと同様に先に施工が行われます。施工手順的にも、家の気密性や換気に関わる基準としても、筋交い同様に重要です。



↑検査では、施工位置、寸法、金物など、耐力壁について図面と照合。順に確認をしていきます。



↑2階に上がり、検査員の方が筋交いや金物を写真におさめていきます。



雨水侵入のリスクも高くなる箇所…例えばこのように下屋から防水シートの立ち上がり部分は、既定の高さ(250mm以上)をクリアしているかチェックの必要があります。



↑バルコニーでは壁の立ち上がり部分や、FRP防水の確認を行います。
漏水を避けるため、床の勾配や防水立ち上がりの基準が規定されています。写真は120mm以上という高さの基準を確認しているところです。

 


↑2階の屋根勾配、小屋組みも入念に確認。垂木の緊結状況、雲筋交いの状況なども確認し、写真に残します。

 

↑B号棟も同様に、耐力壁や必要な金物の位置、数等を検査していきます。奥に積まれているのは断熱材。
「中間検査」は、壁や天井が断熱材や石膏ボードで覆われて見えなくなる前に行う事で、構造の安全性を確認する大事な工程です。

 

…ところで、図面の確認には、検査員の方もタブレットを使用されていますし、弊社スタッフもアプリを使用して
スマホでサクサク閲覧・照合・確認が出来ます。
もちろん、紙面でも同様に確認は出来ますが、データの共有や一元管理、万が一是正箇所が生じた場合の対応など、
弊社と協力業者間で迅速なやり取りが可能になり、効率的です。家も道具も、使う我々も、進化をしていますね。

 

弊社では年間非常に多くの新築一戸建てが完成を迎え、1棟毎に外観・間取りが異なりますが検査基準の逸脱はありません。
検査の現場でもその都度、検査員の方と現場の大工さん、立ち合いの建築士で会話が交わされ、必要に応じて是正、対応、研鑽が重ねられていきます。



↑最後は生地が書類にサイン。検査は滞りなく終了しました。



A・B号棟ともに後日「中間検査合格証」が発行され、次の施工手順へ進みます。
全室南向きで各部屋に収納スペースも充実の2棟。完成が楽しみです。

当社の新築住宅はフラット35技術基準に即した施工を行い、指定確認検査機関の検査を得た上で工事が進められています。

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追記:本文中でご紹介中の物件はご成約となりました。

多くのお問合せ、誠にありがとうございました。
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撮影:2019年11月末 ホームポジション㈱ 営業企画部

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