今回の物件NOWは
「清水区庄福町〈3階建て〉」1棟現場配筋検査の様子をご紹介します。

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配筋検査は基礎の骨組みとなる配筋がしっかり組まれているかを見極める重要な工程です。

 

 


(以下、配筋検査撮影は9月19日)
全体はこのような形。写真左下部分が玄関にあたります。北側は現在駐車場で開けていますね。


↑弊社の建築士は配筋検査の資格を有しており、検査基準に則り自社で検査を行う事が出来ます。


いつものように、部材の太さ、間隔(ピッチ)、つなぎ方、かぶり厚などを、図面と照らし合わせ確認し、撮影。
3階建ての物件の場合、自主検査だけでなく、第三者機関の検査も併用します。


今回の検査では、
まちづくりセンターから検査官の方が来られ、チェックを受けました。
弊社一級建築士伏見が検査に立ち会います。


★3階建ての場合、基礎配筋にも幾つかの違いがあります。


大きな違いはスターラップ(あばら筋)のフック。
写真でも鉄筋の端部が傘の持ち手の様にフック上に曲げられているのがわかります。
これは、コンクリートとの定着の長さ、付着力を高めるために必須であり、折り曲げ角度も規定されています。
地震などの場合にコンクリートと鉄筋が剥離するのを防ぐ役割があります。


主筋についても、2階建てでは「13mmの鉄筋を1段」で問題無いですが、
3階建ての場合、「16mm×2段」となる箇所が設計プランにより生じます。


↑ベタ基礎部分の鉄筋のピッチを見ても2階建て物件と比べると、
間隔が狭くなっていますね。
通常より鉄筋の密度が濃くなっているわけです。


また、人通口(床下点検等の際に人が入れるよう、基礎の立ち上がりに一部に隙間がある)
の部分を補強するため、地中梁が必要です。
人通口の下のコンクリートを厚くすることで強度を補います。


検査官の方も入念なチェックをしていきます。

このように3階建ての場合は、2階建てに比べ強い基礎配筋と、検査が必要となります。
庄福町物件も強固な基礎配筋工事が実施されていることがわかります。


(撮影9月20日)検査合格の後、底盤のコンクリート打設が行われました。
低い箇所(人通口下の地中梁部分)からコンクリートが流し込まれていきます。


(撮影9月20日)固まると、型枠施工、立ち上がり部分の打設へと続いていきます。

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